
稀にヤフオクで高額で落札された商品を定形外郵便で送ってほしいとお願いされる場合があります。
落札者としてはなるべく送料を安くしたいという気持ちから希望しているようですが定形外郵便は、追跡番号や事故補償がありません。
もし、不着事故などがあった場合、所在の確認ができず困ります。
また、ゆうパックのように補償もありませんので落札者とトラブルになりやすいです。
定形外郵便には補償がないことは落札者もわかっている事なのですがいざ、紛失などが起きると簡単には納得してくれないのです。
「本当に送ったのか?」と疑われることもあります。
そこで私が実践している対応策をご紹介します。
1.事故補償がないことを改めて了承してもらう
落札者もわかっている事なのですが取引ナビで改めて事故補償がないことを了承してもらいましょう。
例文>定形外郵便には追跡番号や事故補償がありませんので予めご了承下さい。
ご了承いただけましたら定形外郵便の送料にてお支払い手続をお願いします。
取引ナビのメッセージは削除することができない仕様です。
何か問題が発生したとしてもメッセージが残っていますので安心です。
2.自己負担で追跡番号をつけて発送する
定形外郵便には「特定記録」というオプションがあります。
別途、追加料金160円で追跡番号が付くサービスです。
落札者に特定記録をつけませんかと伺っても料金がかかるので「不要」と言われます。
そこで160円を自己負担で勝手に特定記録をつけて発送してみるのです。
番号をつけておけば荷物が不明になっても経路が把握できます。
もちろん落札者に無事に届いていればわかります。※中には受け取っているのに届いていないという落札者もいるのです。
特に落札者の評価が「新規」の方や「非常に悪い」が過去にたくさんある方などは注意が必要なのでオススメの方法です。
自己負担を悩むかもしれませんが追跡番号を付けておけば後の心配がありません。
高額落札であれば利益も相応にありますので160円くらいは安い負担だと思った方が良いと思います。
関連記事>>追跡番号が付く「特定記録郵便」の送り方
特定記録は、郵便局窓口で簡単に追加できるオプションなのでオススメです。
3.一部の送料自己負担で他の発送を利用する
これも自己負担がある対応策ですが定形外郵便を止めてその他の「ゆうパック」や「レターパック」で発送する方法です。
落札者には通常の定形外郵便の送料までを支払ってもらい足りない差額を自己負担するのです。
数百円単位の自己負担となりますがゆうパックやレターパックは追跡番号が標準でついていますので安心です。
※レターパックは事故補償がありませんのでご注意下さい。
ただし、ゆうパックやレターパックは対面での引き渡しなので受け取る落札者の都合を確認する必要があります。
※レターパックライト(送料:360円)はポスト投函です。
以上のような対応策がありますので高額品であれば多少、自己負担をして未然にトラブル防止をしておいた方が賢明だと思います。