
定形外郵便で品物を発送した時に「宛先に届いていない不着事故」「中身が壊れていた破損事故」があった場合、どのような対応をするのが良いでしょうか。
定形外郵便は宅配便と違い、伝票番号や品物補償保険などがありません。
そのため結果とすれば諦めるしかないのですが落札者の気持ちを考えると納得できるものではありません。
事故補償がない事を了解していても例えば5,000円くらいの物を落札して払ったのに無駄になるのは諦めがつきにくいと思います。
落札者によっては「どうにか対応してほしい!」と言ってくることもあります。
そんな時の対応ですが「落札代金の半額ほどを返金する」と提示してみるのがベストだと思います。
出品者に補償義務はないかもしれませんが「気持ちとして」返金してあげるのが相手も納得できる事だと思います。
特に今後もいろいろな物を出品していくのであれば多少の損はしても仕方がないと思います。
「事故だから補償できません!」では評価で「非常に悪い」をつけられる場合もあります。
返金した事は後々、忘れてしまいますが評価はずっと残ります。消えません。
逆に迅速に出品者が半額返金を提示すれば「非常に良い」の評価をもらえる事もあります。
一時的な損よりも先の事を考えてこのような事態が起きた時は冷静に対応して落札者に満足してもらえるよう努めましょう。
※今回の事例は明確な正解ではありません。あくまでも「誠意を持って対応する事」を考えているものです。
郵便局に不着調査を依頼する方法
定形外郵便など追跡番号がない郵便物は、どこで紛失または止まっているのかわかりません。
そこで郵便局に調査を依頼して探してもらうことができます。
近所の郵便局窓口に行って「郵便物等事故申告受付票」をもらいます。
そこに差出人、受取人、郵便物の特徴など記入して受付けてもらいます。
数日後に管轄の郵便局から調査結果が電話できます。
この結果を待ってから落札者と相談した方が良いと思います。