
フリーランス(自営業)として独立をしたら準備をしないといけない事がたくさんあります。
その中には、メールアドレスの決定もあるでしょう。
今の時代では、メールアドレスはお客様と連絡やデータをやり取りするのに必須で電話番号と同等に使うものです。
しかし、独立をした人の多くはメールアドレスを真剣に決める人が少ないです。
「メールアドレスは、なんでもいい」と考える人が多く既に作ってあるGmailやyahooメールなど無料のものをそのまま使っています。
実は、このような無料で提供されているメールアドレスは、デメリットが多くあり、フリーランス(自営業)で使ってはいけないのです。
今回は、メールアドレスの決め方についてご説明をします。
副業でサイドビジネスを始めた方にもおすすめです。
仕事で無料メールアドレスを使ってはいけない理由
gmailやyahoo!メールは、アカウント登録をすればすぐに使えて便利です。
しかも送受信の制限もなく、数百通のメールを保存していても無料で使えますので開業したばかりの方には魅力的ですよね。
しかしこの無料で使えることに注意をしないといけません。
データが他社のサーバーに保管される
無料で使える理由は、メールサービス内で広告等の宣伝が入ることで運営費を賄っているからです。
サービスを円滑に運営するのは、とても大きな費用がかかっていますので完全無料ではできません。
そのため送受信されたデータは、全て運営会社のサーバーに保存されています。
友人など個人でのやり取りであれば構いませんがビジネスとして使うにはデータが知らないサーバーに保管されることは、セキュリティ上よくないことです。
取引き先の会社にも「無料メールに大事なデータを送って大丈夫かな?」と不安に思われることもあります。
そうなると「フリーの人と仕事をするのは不安」と考えて依頼してもらえない可能性もあります。
無料メールを使うことで信用低下を招きますので使わない方がいいです。
迷惑メールの標的になりやすい
無料メールは、簡単に取得できる反面、アカウント名がそのままアドレスになるので迷惑メールの標的になりやすいです。
@マーク以降が全て同じなのでアカウント名を何かの手段を使って調べれば簡単に送信することが可能です。
メールサービスには、フィルター機能があって迷惑メールと思われるものは、振り分けてくれますが完璧とは言えません。
もし、取引き先からのメールが間違って迷惑メールに振り分けれてしまうと気が付かないことになります。
相手は、なかなか返事が来ないと怒ってしまうかもしれません。
このような事態が想定されますので無料メールは使わない方がいいです。
仕事用メールアドレスはオリジナルで作る
「無料メールを使わないでどうすればいいの?」となりますがオリジナルで作ることをおすすめします。
やることは2つあります。
1つは、アドレス名を考えて業者と契約をする。
アドレス名と言うのは、@マーク以降の名前のことでフリーランス・自営業で使っている屋号などの名前から作ることができます。
そして名前の後に.comや.netをつけます。
例えばフリーデザイナーとして仕事をしていて屋号が「○○デザイン」であれば「○○design.com」「○○design.net」という感じになります。
このアドレスのことを業界用語で「ドメイン」と言いますのでドメイン登録業者をネットで探して下さい。
有名な業者としては、「お名前.com」や「ムームードメイン」があります。
その業者のサイトで決めたドメイン名を入力して既に使われていないかチェックをします。
運良く使われていなければそのまま契約を進めると世界で自分だけが使えるドメイン、アドレスとなります。
料金は、1年単位の更新となり、comやnetなどによって多少異なります。
個人的には.comがわかりやすくて良いと思います。
支払いは、クレジットカードからコンビニ払いまで幅広く対応しています。
2つ目は、メールデータを保管する場所を契約します。
場所のことを業界用語で「サーバー」と言って借りて使うものなので「レンタルサーバー」と呼ばれています。
どこで借りるかは、レンタルサーバーの業者をネットで探して下さい。
たいていは、先程のドメイン登録業者が紹介しているサーバーを借りるのが普通で手続きが簡単にできます。
レンタルサーバーの契約は、1ヶ月単位からで支払いは、クレジットカードからコンビニ払いまで幅広く対応しています。
契約後にレンタルサーバー設定画面で作ったドメインを紐付けができて送受信が可能になります。
以上のようにオリジナルでメールアドレスを作るは簡単です。
しかも屋号などの名前が入っているのでお客様からも覚えやすく信用度が高くなります。
フリーランス・自営業は、信用が一番ですので細かいところにも気をつかいましょう!