2019年5月1日より元号が「令和」となりました。
それに伴い使っているWindowsパソコンのカレンダーやエクセルでも令和表示が必要になる場合があると思います。
特に仕事でエクセルを使っている場合は、見積書や請求書、契約書などで和暦を使っていることがあり、令和表示が必須となります。
しかし、そのままでは令和表示にならないので作業する必要があります。
そこですぐに簡単にできる方法を実際にしましたのでご紹介します。
令和表示をするにはWindowsUpdateアップデートをする
今回は、Windows8.1環境のパソコンで説明しますがWindows7やWindows10でも同様にできます。
パソコンを令和表示させるには、パソコンで使っているWindowsのシステムをバージョンアップさせる必要があります。
インターネットにつながっていればすぐその場でできます。
費用もかからず無料ですのでご安心下さい。
まず、Windowsのコントロールパネルを開いて下さい。
左下のWindowsマークを右クリックするとリストが表示されますのでその中から「コントロールパネル」を選択します。
次に「システムとセキュリティ」を選択します。
「Windows UPdate」というのがありますので選択します。
すると以下の画面が表示されますので左側の「設定の変更」をクリックします。
そして一番下の「Windowsの更新時に他のMicrosoft製品の更新プログラムを入手する」にレ点チェックを入れて下さい。
レ点チェックを付けることでエクセル用のアップデートも適用されます。
画面のOKボタンを押して「更新プログラムの確認」をクリックします。
そのパソコンに必要なアップデートプログラムがあるかどうかをインターネット経由でチェックしてくれます。
プログラムが多いと相応に時間がかかりますので電源が切れないようにして下さい。
チェックが終わると「◯個の重要な更新プログラムが利用可能です」と表示されますのでクリックをして更新して下さい。
画面下のインストールボタンを押すとスタートします。
全てのプログラムを更新して下さい。
しばらくプログラムのダウンロードとインストールを自動で行って完了すると「再起動しますか」と尋ねてきますので再起動をして下さい。
これで令和表示ができるようになります。
Windowsの日付表示を令和にする方法
Windowsシステムが令和対応になったかを確認する方法としてカレンダーの日付表示があります。
画面の右下に小さく「2019/05/01」と今日の日付が表示されていますのでダブルクリックをして下さい。
するとカレンダーとアナログ時計が表示されますので下の「日付と時刻の設定を変更」をクリックします。
さらに「日付と時刻の設定を変更」をクリックします。
表示された画面の下の「カレンダーの設定変更」をクリックします。
すると「形式のカスタマイズ」画面が表示されますので下の「カレンダーの種類」で「和暦」を選択してOKボタンを押します。
次の表示されている「地域」画面でそのままOKボタンを押します。
次もOKで画面を閉じると令和表示となります。
Excelエクセルの日付表示を令和にする方法
エクセルを開いてセルに「2019/5/1」と入力をして右クリックを押して「セルの書式設定」を選択します。
「表示形式」タブの「分類」で「日付」を選択し、「カレンダーの種類」で「和暦」を選択します。
すると「種類」の項目で「平成24年3月14日」と表示されているので選択をしてOKボタンを押します。
これで「令和1年5月1日」と表示が変わります。
なぜ項目名が平成のままなのかはわかりませんが令和表示ができるようになります。
Excelエクセルで「令和元年」と表示させる方法
書類の形式上で「令和1年」ではなく「令和元年」と表示させたい場合があると思います。
その場合は、以下のように設定します。
セルに「2019/5/1」と入力をして右クリックを押して「セルの書式設定」を選択します。
「表示形式」タブの「分類」で「ユーザー定義」を選択し、「種類」で「yyyy"年"m"月"d"日"」を選択します。
その中でyyyyを消して「"令和元年"m"月"d"日"」として下さい。
OKボタンを押すと令和元年と表示されます。
他にも「ggg"元年"m"月"d"日"」とした場合も令和元年になります。
gggという部分が令和を意味します。
以上のような方法で令和表示ができますので試してみて下さい。