「簡易書留の書き方や送り方がわからない」という疑問について、わかりやすく解説をします。
大事な書類など相手に確実に届けたい物を郵送する際に使われるのが簡易書留です。
引受から配達完了(相手の受け取り)までを記録して、万が一の事故による補償が5万円までついています。
身近なところではクレジットカードやマイナンバー通知カードの受け取りに使われています。
個人で出すこともありますので簡易書留の書き方と送り方についてまとめてみました。
簡易書留の書き方と送り方の手順

1.封筒は自由です。クラフト紙の茶封筒で大丈夫です。
2.封筒に送りたい書類などを入れてしっかりと封をします。
3.封筒の表に宛先の住所などを記入します。
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【ここでポイント:転送不要の意味】
もし、届けたい相手が必ず宛先の住所で受け取ってほしい場合は「転送不要」と封筒の下あたりに書いて下さい。
転送不要にすると配達員が届けた際に相手が引越していて転居届が出ていても「転送しません」
そのまま郵便物は差出人に戻されます。
転送不要と書いていない場合は、転居届が優先されてそのまま新住所に送られますので注意して下さい。
相手先が送った住所にきちんと住んでいるかを確認したい郵便で使うことがあります。

4.封筒の裏に差出人の住所等を記入します。
5.郵便局窓口に持って行って「簡易書留でお願いします。」と言えば大丈夫です。
局員の方が封筒に簡易書留のハンコを押して追跡用のバーコードシールを貼ってくれます。
6.封筒の重さから決まった送料に簡易書留料金330円を合計して支払います。
7.「書留・特定記録郵便物等受領証(お客様控)」というのを印刷して渡してくれます。以上で手続きは完了です。
8.後日、下記の専用サイトに追跡番号を入力すると相手先に届いたかどうかがわかります。
郵便物の追跡サービス
簡易書留を速達で出す方法

簡易書留を急ぎで届けたい場合に「速達」を付けて送ることができます。
郵便局で簡易書留を出す時に「速達でお願いします」と言えば対応してくれます。
追加料金は260円です。
料金例:郵便代82円+速達260円+簡易書留代320円:合計662円
以上の方法で簡易書留を郵送することができます。
簡易書留で送るメリットとは?
確実に受取人に渡したい大事な書類や手紙、個人情報が掲載されている書類など紛失しては困るものは簡易書留で送った方が良いです。
実際に役所の重要書類やクレジットカードの送付などで簡易書留が使われています。
簡易書留の発送は、難しくありません。
いざという時のために覚えておくと便利です。