ミュージシャンのライブチケットやスポーツ観戦、演劇、新幹線の切符、イベントの券など郵送する方法について送り方などまとめてみました。また、高価なチケットもあるので安全に確実に送る方法もご紹介しています。私は、安全安心な簡易書留の発送をおすすめします。
レターパックで送る方法もありますがおすすめしないので理由もまとめました。
チケットの梱包方法
チケットが入る封筒を用意します。
大きさは長形3号の茶封筒で大丈夫です。

コンビニ発行で購入すると紙製の専用ケースに入れてくれますのでそのままビニール袋に入れます。
紙ケースがない場合は、チケット本体をビニール袋で包みます。
ビニール袋に入れることでもし、雨など水濡れがあっても守れます。
意外と送る相手先の郵便受けが外にあって濡れる場合がありますので注意した方が良いです。
そしてビニール袋に入れたチケットを段ボールの切れ端でもいいので厚紙に貼り付けます。

厚紙に貼ることで「折れ曲げ」を防止できます。
薄いペラペラのチケット用紙を入れただけだと他の郵便物と重なった時に曲がったり、折れたりすることがあります。
折れたチケットは相手の方に失礼なので注意しましょう。

次に先ほどの封筒に入れて封をしてしっかりとテープをして完了です。
表面に送付先の住所を記入して裏面に小さくご自身の住所、氏名を記入します。
また、表面に「折り曲げないようにお願いします。」を記入しておくと良いです。
チケットの郵送方法は簡易書留が安心です

大事なチケットですので安全、確実に送りたいと思います。
大きさから普通郵便の「定形郵便」で発送できて送料、切手代は、110円(50g以内)で済みます。
しかし、普通郵便には相手にきちんと届いたか確認できる追跡番号や紛失した場合の補償がありません。
ライブチケットなどは、高価なものなので紛失したら大変です。
そこでより安心な郵送で「簡易書留」というものがあります。
送料に350円を追加すると利用できるサービスです。
簡易書留は、不在であれば持ち戻って相手の都合の良い日に再配達してくれます。※不在票が入ります。
※同居人、家族が在宅していれば家族に渡してくれます。
さらに追跡番号も発行されますので送付後にネットで状況を確認できます。
また、補償額も5万円までありますので万が一の時に安心です。
普通郵便にするか、簡易書留を付けるかは、チケット内容をよく検討して選択することをおすすめします。
期日が迫っている場合は、「速達」を付けることも可能です。
速達オプション料金:300円の加算となります。
・250g:300円
・1kg:400円
・4kg:690円
※規格内:長辺34cm以内、短辺25cm以内、厚さ3cm以内および重量1kg以内で超えるものが規格外となります。
| 定形外郵便料金表 | ||
| 重量 | 規格内料金 | 規格外料金 |
| 50g以内 | 140円 | 260円 |
| 100g以内 | 180円 | 290円 |
| 150g以内 | 270円 | 390円 |
| 250g以内 | 320円 | 450円 |
| 500g以内 | 510円 | 660円 |
| 1kg以内 | 750円 | 920円 |
| 2kg以内 | 取り扱いません | 1,350円 |
| 4kg以内 | 取り扱いません | 1,750円 |
チケットを簡易書留で出す手順

簡易書留は、郵便ポストから出すことはできません。
チケットを梱包をした封筒を郵便局窓口に持って行って「簡易書留で送って下さい」とお願いすれば大丈夫です。
必要な料金をお支払いして完了です。受付けを受領した用紙を控えで渡してくれます。
後日、用紙に記載された追跡番号を専用サイトで確認をすると到着確認などができます。
関連記事:簡易書留の書き方と送り方
チケットのレターパック発送をおすすめしない理由

簡易書留の他に郵便局には、レターパックという別のサービスがあり、こちらでもチケットを郵送できます。
レターパックには「プラス:送料600円」と「ライト:送料430円」があります。
A4サイズくらいの専用封筒を購入してその中に品物を入れて発送するサービスです。
※封筒代は送料に含まれています。
一見、良さそうですが私は、このレターパックでの発送はおすすめしません。
チケットを「ライト」で郵送した場合ですがライトは、相手の郵便受けに投函して完了となります。
そのため相手に直接、手渡しができない不安があります。
また、A4サイズの大きさなので郵便受けからはみ出す可能性があり、紛失の不安も出てきます。
そのため「ライト」での郵送はオススメしません。
送料が600円になる「プラス」については、相手に直接手渡して受領サインをもらう仕組みですので安心感があります。
レターパックはプラス、ライトともに追跡番号があり、郵送後にネットで状況を確認できます。
しかし、補償はありませんので注意して下さい。
以上の内容からチケットを送る場合は、簡易書留がおすすめです。
関連記事:簡易書留と一般書留の違いを比較